MVCとは
Webアプリケーションを開発をする上で必要となる基本概念である MVC について説明していきます。
MVC とは、Model、View、Controller の頭文字をとったもので、簡単に言えば、役割ごとに担当する部分を分けようという概念です。
MVC を使用することで、なにかしら変更があった際の改修対象を最小限に抑えられるというメリットがあります。
人やフレームワークによって若干の違いはあるものの概ね以下の通りとなります。
各要素の説明
Model(モデル)
DBのデータ操作およびビジネスロジックを担当します。
DB側の変更や、計算方法といったビジネスロジックの変更については、モデルにて吸収します。
View(ビュー)
プレゼンテーションにあたる部分を担当します。
Webデザイン等の変更については、ビューにて吸収します。
Controller(コントローラ)
入力の受け取り、および、各種制御を行います。
ユーザ等からの入力によって動きが変わるような処理については、コントローラにて行います。
ポイント
MVCのそれぞれの機能を念頭において、どこに処理を記述するか決めていきます。
単純にデータを参照するだけの場合には、ビューから直接モデルを直接参照したり、
データの加工については、なるべくモデルに記載したりして
コントローラが肥大化しすぎないように気を付けましょう。