JobSchedulerが使えるのかどうか試すために試しにインストールしてみた件 (4)
素人による素人のためのJobSchedulerインストール手順 前準備編の第2回を始めていきます。
前回の記事でタダなのにJP1とかHPSoftwareみたいなことできまっせということが少しだけ分かった
ちょっとだけ気力が回復したので。
しんどいけど…インストールに必要となるVNCコンソールをAWS上のRHEL7にぶっこんでみましょうか。
とかいいつつ、導入するのはVNCコンソールじゃあないんですわ。
インストールするのはxrdpってやつですわ。
どうやって入れるかっていうと…
(1)ホスト名設定
# vi /etc/hostname test-scheduler # vi /etc/hosts … 127.0.0.1 test-scheduler … … # vi /etc/cloud/cloud.cfg … - update_hostname … ここを「#」でコメントアウト …
(2)SELinux 無効化
# vi /etc/sysconfig/selinux SELINUX=disabled # setenforce 0 # getenforce Permissive
(3)ファイアウォール無効化
# systemctl status firewalld # service firewalld stop # systemctl disable firewalld
ここ要注意ですわ。個人的にわけわかんなくて結構ハマったんで。
RHEL7(CentOS7)からコマンド体系が変わっとるんですよね。
そして、iptablesじゃあなくてfirewalldっていう名前になっとるなんて…
わいぐらいの雑魚はchkconfigとかserviceコマンドで門前払いに会いましたわ。
ええ、そりゃあ辛かったですよ。
俺が必死こいて記事を書いている隣で隣のカップルがエロ話している位ね。
※ちなみにfirewalldを無効化する理由は皆さんご存じの通り、AWS上ではセキュリティタグとか
なんとやらでファイアウォールのサービスは既に起動しているからです。
二重ブロックとなってしまうため、こちらはオフってるわけですわ。
(4)GUI系の設定
# yum grouplist # yum -y groupinstall 'Server with GUI'
(5)tigervnc
結局入れるんか~い。
っていうのもxrdpでvncサーバーのプロセスを使用するからっていう理由らしいですが…
# yum -y install tigervnc-server # cp /lib/systemd/system/vncserver\@.service /etc/systemd/system/vncserver@\:1.service # vi /etc/systemd/system/vncserver@\:1.service ↓この行の <USER> を書き換え PIDFile=/home/ec2-user/.vnc/%H%i.pid ↓この行の <USER> を書き換え、「-geometry 1024x768」を挿入 ExecStart=/sbin/runuser -l ec2-user -c "/usr/bin/vncserver -geometry 1024x768 %i" # vi /etc/sysconfig/vncservers VNCSERVERS="1:root" … 追加 VNCSERVERARGS[1]="-geometry 1024x768" … 追加 # vncpasswd … root ユーザの VNC パスワード設定(今回は使わないので適当で良い) # vncpasswd ec2-user … ec2-user ユーザの VNC パスワード設定(今回は使わないので適当で良い) # chkconfig vncserver@:1 on # service vncserver@:1 start
(6)xrdpのインストール
# rpm -Uvh https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/7/x86_64/e/epel-release-7-5.noarch.rpm # rpm -Uvh http://li.nux.ro/download/nux/dextop/el7/x86_64/nux-dextop-release-0-1.el7.nux.noarch.rpm # yum -y install xrdp # chkconfig xrdp on # service xrdp start
(7)rootユーザーのパスワード設定
まぁ、vncの設定で指定したユーザーならrootである必要はないですわ。
※後日書きますがJobSchedulerのインストールはrootユーザーじゃあできないんでね。
# passwd
(8)リモート接続テスト
上手くいくとね、こんなんが出まっせ。
(9)注意事項
これでJobSchdulerをインストールするためのGUI環境が整いました!!
っていう風に安心したらあきまへん。
実は上記の設定だと再起動したらまたfirewalldが有効になっとるわけですわ。
なんで、次回起動時にはこいつを打つのを忘れずに。
※誰か解決して~
service firewalld stop
後は初歩的な注意事項でrunlevelをmulti-user.targetにしといて下さいね。
RHEL7からはrunlevelの概念が変わっているのでそこも要注意っと。
※あえて書きませんよ説明文は…なぜってもう実は心が折れているからですよ。
【参考】
https://access.redhat.com/ja/node/1379593
(systemd を従来の init と比較する)
相変わらずエロ話は花が咲いておりますよ。
ふ~ん、いいもん俺は明日、美味しいものでも食べに行きますから…
じゃあね、みんな、おやすみなさい。